本日の調理実習は海の上!【食物科:船舶調理実習】
先月のことになりますが…本校実習船「海翔」に食物科2・3年生の4名が乗船して、船舶調理体験をしました。これも水産高校の食物科ならではの学びです。今回の乗船は宮古~釜石の2泊3日。船の中での調理の様子をご報告します。
乗船してすぐに船内での心構えなどを学びました。船の上では “ワガママ、気ままNG!勝手な行動が船の運命を決める!” 説得力のある言葉に気持ちが引き締まります。
また、船の厨房はスペースに限りがあります。全員厨房に入ると おしくらまんじゅう 状態。2人ずつの2班に分けて1日目の昼食、夕食、2日目の朝食、昼食、夕食、3日目の朝食の を交互に担当します。
いよいよ調理開始!
ここからは、生徒の実習記録から、生徒の言葉でお伝えします ↓
釜石港に向かう途中、船員さんがカゴを仕掛けてくださいました。明日は、何が入っているかな?大漁を願い1日目終了!そして、就寝。
釜石港を出発!
昼食の仕込みをしたあと、カゴ漁を体験させてもらいます。
船は宮古港で停泊。夕飯もしっかり食べて就寝しました。
いつもは、司厨長さんたちが、調理後にピカピカにするそうです。厨房に感謝の気持ちを込めて磨き上げる。調理師としての心構えも教わりました。私たちは3日間を通して非常に素晴らしい体験をさせてもらいました。
今回の体験で、船を動かすには多くの人の力が必要なことを知りました。私たちのためにたくさんの準備をしてくださった海翔のみなさん、船舶の先生方、ありがとうございました!
【追加でご報告】
報告① 学校に帰ってから、2年生を対象に、どんこの捌き方の伝達講習会をしました。このどんこはもちろんカゴ実習でとれた魚たち。実習用に少しおすそ分けしていただき、全員で捌いてみました。
捌いたどんこは、実習でおいしくいただきました。
報告② そして…今回の航海を体験し、進路が明確になりました。