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「蒲鉾」とかけて「高校生」と解く。その心は…【海洋生産科2年:食品製造実習】

「教科書で勉強はしたけど…」と生徒が口を揃えて言っていました。
本日は5年ぶり?の蒲鉾実習です!
考えるより体感しよう!】ということで、蒲鉾作りスタートです。

実習教諭から、ポイントを聞く生徒たち

「すり身って聞いたことはあるけど、こんななんだー!」
「この機械の名前ってなんですかー?!」
と、学んだ知識と実践が合致する時間をすごしました。

練られているすり身に【塩】をいれると
なんか変わったぞ!

生徒たちに、
「なんていう現象が起きているかわかる?」
と聞いてみると
授業担当をした先生が近くにいたからか
『勉強はしたんですけれど、忘れました。(小声)』
とのことでした。
もう一度『食品製造』の教科書(113ページ~)を確認してくださいね!

そこから「本ずり」という作業へ。
原始的にすり鉢・すりこ木でやってみました。
『すり鉢を使ったことないよー!』
ということなので【考えるより体感しよう!】

ちゃんとおさえててよー。/ おさえてるよー、がんばれよー。
こうやってやるんだよー。/コツは力じゃなくて支点か~。
“水のばし”で、すり身がつるんつるんー!
頑張れなくなってきたので、
「この道30年のベテラン先生に助けてもらう」
という教科書にはない工程を追加

やっと、らいかい(擂潰)が完了したので、続いて成型です。

手先が器用な先生からの技の伝授。


理解はしたけど、難しい…。
勢いが大事だと思いますので、私はドカンと乗せます。
最も慎重派な私は、少しずつ。

蒸しあがった蒲鉾がこちらです。

おー、個性が出ていますね!

誰が上手とか、誰のがきれいとかではなく
教科書で学んだことを体で感じとったわー!
という一日になったようです。

専門的な学びを体感して味わって、ほんとうに身になった時間でした。

Miyako Fisheries Highschool⚓

ここでひとつ、「蒲鉾」とかけまして「高校生」と解きます。
その心は…

どちらも「成長すると弾力が増します

おあとがよろしいようで