宮古水産高校食物科の生徒が 60歳祖母の還暦を祝うとしたら…【食物科3年生:食物調理技術検定1級】
調理師養成施設である本校生が調理技術を高めるための最後の関門、それが “食物調理技術検定1級”
検定当日の朝は青空でしたが、気温がグッと下がりました。
校地内の水たまりにもスケートリンクのように氷がはり、この氷でトリプルアクセルを練習する人の姿も…(これは事実です)。
検定がある日の朝は “空気が違う” …といつも思います。
実習室を覗くと、準備に取り組む生徒たち。
本日の検定員の先生は3名。外部からいらっしゃる方に評価をしていただくので、生徒の緊張もひとしお。
本校の先生方が助言できるのはここまで。あとは生徒たち一人ひとりが、自分の力で自分の作品を仕上げるだけ。
3年間、主となって調理を担当してきた先生から生徒たちへ、最後の留意点が話される。
そして、調理開始!
今回のテーマは「60歳祖母の還暦祝い」。必ず入れなければならない《指定調理》は “ねじ梅“ と “オレンジババロア”。生徒それぞれが、どのようなお祝いの場を頭に描き、どのような料理に仕上げるのか…
それぞれが思いを込めた料理が完成
和食・洋食・中華のそれぞれのフルコースが並びました!
一番緊張していたのは、皆さんの練習を支えてきた先生方かもしれませんね。
この日はクリスマス
検定を終えた生徒たち、ゆっくりクリスマスを過ごせているといいです。
職員室にある花巻農業高校産のシクラメンが、クリスマス仕様になっていました。
短時間の間に、クリスマス仕様からお正月仕様に代わっていました。そして、料理手芸部が事務室前を、お正月用にかわいらしく飾ってくれていました。
このnoteが今年最後の投稿になります。
今年、本校のnoteを読んでくださったみなさま、ありがとうございました。
noteへのフォローやスキの履歴から、さまざまな地域から本校noteを見てくださっていることを感じ、元気をいただきました。
来年も、本校生とnoteをどうぞよろしくお願いいたします。
最後に、職員室に貼ってあった川柳をご紹介いたします。