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短角牛に舌鼓【食物科3年:西洋料理講習会】

 お肉の焼ける音、聞こえてきませんか?
 お肉の焼ける匂い、漂ってきませんか?

肉にバターや肉汁をかけながら焼く「アロゼ」という調理法

 この日3年食物科に西洋料理を教えて下さるのは、GINZA kansei の坂田幹靖シェフです。震災後にボランティアでいらして以来のご縁です。
 本日のメニューは「岩手短角牛のタルタルサラダ仕立て」
「岩手短角牛のステーキ オニオンソース ジャガイモのピュレ添え」
 今回の講習会のためにシェフが考えてくださったメニューです。
まずはシェフのデモ。

ジャガイモのピュレ添えを作るシェフ

 こちらが岩手短角牛のタルタルサラダ仕立て。美しい盛り付けです。

野菜が輝いています

 そしてこちらがステーキ。素晴らしい焼き加減です。

奥がジャガイモのピュレ

 坂田シェフのデモを終え、生徒たちもさっそく調理開始です。

「マンドリーヌ」という調理器具でズッキーニをスライスします

この日のハイライト。ステーキをフランベします。

おっとコニャックを入れすぎて、シェフも思わずこの表情です。

上手にできましたね!

 最後に生徒からの感想。
 「初めて使う調味料や、調理器具を使って、様々なことを学ぶことができた」
 「肉の臭みがなく、とても美味しかった」
 「学んだことを1級検定に生かしていきたい」

 「今日の肉の焼き方は豚でも鶏でもおいしくできるので、ぜひ試してみてね」とシェフからアドバイスをいただきました。

 良い食材を使って本物の味を知ることは、調理の道を目指すうえで大切な学びだと思います。とてもよい経験を積むことができましたね。
 この経験を糧に、1級検定に向けて頑張りましょう!