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フィッシング技能コンテスト《アイナメの部》全国第2位【海洋生産科】

 教員は勤務する学校が変わると、これまで知らなかった学びの世界に出会えるものです。私にとって、今回も新たな世界への扉が開かれた気がしています。フィッシング技能コンテスト・・・未踏の世界でした。

 本校の生徒たちは楽しそうに釣りをします。その姿を見ていると、こちらまで楽しくなります。そして、「本当に好きなんだなあ」としみじみと思うのでした。

コンテストは魚を捕って終わりじゃない

 コンテストの目的は「大きな魚を釣り上げること」ではなく「フィッシングの技術や海浜等利用におけるマナーの向上」「海に親しむこと」です。ということで、釣りと海浜清掃はセット!

 釣りを楽しむだけでなく、魚を育む海や環境に対する《こころ》が育つといいです。

コンテストには部門が設けられています

①シロギスの部
②ブラックバスの部
③マアジの部
④アイナメの部
⑤カサゴの部
⑥長ものの部
⑦大物の部(全長)

 「長ものの部」は一体どれくらい長ーーーいものが釣れたのだろう・・・と気になった方は、是非、全国水産高等学校長協会 教科「水産」研究委員会のサイトへ!コンテストの結果をチェックしてみてください。

全国 第2位 !おめでとうございます!(拍手)

《生徒のコメント》
 ロッドは7.8フィートMHに右巻きのベイトリールを装着。
 ラインはフロロ14ポンド、シンカーはビフテキ14gタングステン。
 フックはオフセット10、ベイトはノリーズ・エスケープツイン・アメザリ123(オス)を使用。
 ワーフ(堤防)の際に落とし、ボトム(底)から1.5mくらいの中層でバイト(あたり)を確認した。しかし一度、そのままリリースしてシンカーがボトムに着底後、フッキングしたら成功した。
 ヘビーな感覚が竿から持ち手に伝わった。52㎝の良型アイナメをゲットできたことは、たいへんラッキーだった。
 結果は準優勝(第2位)。全国規模の大会で入賞できたことは嬉しいが、今後、より高みを目指して努力する。