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数学の目で“ドレッシング”を見てみよう【数学科×家庭科:科目横断授業】

 ドレッシング・・・そう、サラダなどにかけて食べる液状の調味料のことです。フレンチ、和風、中華、ごま、明太子・・・購入時にはあれこれ迷うほど市販品のバリエーションが豊富になりました。本日の授業は、ドレッシングを題材にした数学の授業です。導入で生徒に示された問いは「ドレッシングのエネルギー食塩相当量に関係性はあるだろうか」です。20数種類のドレッシングのデータをもとに散布図を作成し、そこから読み取れることを考えました。そこで大切なのが食物科の知識や経験です。本日の授業を受けている食物科1年生は、数日前に調理の授業で20数種類のドレッシングで味覚実験をしています。知識と経験を駆使しつつ、数学的にドレッシングに迫れるでしょうか?!

最初に仮説をたてる
一人一人 散布図を作成
生徒の気づいたことを黒板に書きとめる先生
弱い負の相関がありそうです
経験があるから “自分事” になる

数日前の調理の授業で

 数日前の調理の授業で、ドレッシングの味と成分の違いを自分の味覚で感じ取りました。この経験が、本日の授業につながっているのですね。

 数学科と家庭科の科目横断授業は生徒も新鮮だったようです。日常生活の事象には境目のないことが多いもの。科目を横断することで新たな切り口の授業が可能になるかもしれません。今後の展開も楽しみです!

この日は・・・

 この日は公開授業。他校の先生方が多数、授業を参観にいらっしゃいました。生徒と同じくらいの先生の数(は言い過ぎですが)・・・生徒も緊張したことと思います。

みんなにも読んでほしいですか?

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