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信号紅炎とホールケーキ【海洋生産科1年・食物科2年】

 本日の午前中は少し風が強かったものの良い天気でした(この後、午後に向かって崩れました)。

 信号紅炎とホールケーキにどのようなつながりがあるのかと言うと・・・どちらも今日、本校でおこなわれた授業内容です。

信号紅炎を使用してみよう!

 信号紅炎は、自艇が遭難した際に救助を求めるとともに、自艇の位置を知らせるために用いる船の安全備品の一つだそうです。車の発煙筒のようなものとのこと。海洋生産科1年生が実際に体験して使い方を学びました。

 先生が左手に持っているのが「信号紅炎」です。

高く掲げて自分の位置を知らせる

 小型船舶用の400カンデラの信号紅炎を使用。1カンデラはろうそく1本と同等の光量だそうです。つまり、ろうそく400本分!!

 緊急時に海上で使用するものだから水にも強い!

 信号紅炎を用いた命を守るための大事な授業でした。

一方、食物科2年生は・・・

 信号紅炎の授業を見学したその足で、調理実習室にむかいました。こちらでは、食物科2年生の生徒が製菓講習会の最中でした。

 講師は盛岡グランドホテルの津志田佑紀先生です。最初にチョコレートのテンパリングについて指導してくださいました。テンパリングは温度管理が大切。しっかりと温度を管理しないと、チョコレートにきれいなつやが生まれません。

 湯煎にかけたり、はずしたり、繊細に温度を調節しながらチョコレートを良い状態に仕上げていきます。

チョコレートがこんな状態になったらOK

チョコレートがあたたかいうちに、形を整えます。

整いました!

 スポンジケーキを均等の厚さにスライスするのもなかなか技術が必要です。

 う、腕が・・・・・右手、左手、右手と泡立て器を持ち替えつつホイップ。明日は筋肉痛かもしれませんね。

 これは先生の作品です。生徒たちの作品が完成するところまで見届けられませんでした・・・すみません。
 本日誕生日だった生徒に先生がチョコレートで名前を書いてくださいました。すてきな誕生日になってよかったですね。

 海洋生産科、食物科、同じ学校に通う生徒たちですが、それぞれに専門の力を身につけています。

余談ですが・・・

 校門付近のイチョウが11月の初めにはこんなにきれいな彩りでした。

 本日は、きれいに枝だけに・・・また来年!

みんなにも読んでほしいですか?

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